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どうするべきか…腕の見せどころ。

  • 施設長:宮越
  • 2015年9月1日
  • 読了時間: 2分

寝たきり高齢者になると、決まって様々な合併症が出てくるもの。

皆さんも一度はお聞きになったことがあるだろう

誤嚥性肺炎…

膀胱炎…

高度便秘…

尿閉…

褥瘡…

などなど。他にもたくさんある。

老人ホームの看護師としては、病院のように医療器材が乏しい環境の中でいかにしてそんな異常の早期発見ができ、早期判断ができ、早期対処ができるかが非常に非常に大切である。微熱、食欲低下はもちろん尿の色や臭い、便の性状なども重要なシグナルである。

こんなときどう考えるかー

その考えや自分の中での病状の整理、重要性の判断、他に危険性をはらんでいることはないか。

そのへんのアセスメントは高度救命救急センター勤務時代の緊張感とさほど差が無い。

大げさかもしれないが、自分の判断で利用者さんの体調病状を急速に悪化させてしまう可能性も大きい。責任の重さがハンパない。

でも、そこが私の看護師としての存在価値を見出せる場所なのである。

他のスタッフでは代用できない私だけの領域。

これからも常に健康管理面で目配りをしていきたい。

救命救急勤務時代は、本当につらくて逃げ出したい…勉強なんてもうヤダ…

様々な気持ちで働き続けてきたけど、いまではあのときの辛さが財産となっている。

やってきてよかった。。。(笑)


 
 
 

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